今回、子育てに関する問題を解決に導いてくれるセミナー講師さんとご縁があり、子育ての悩みや今後の子育てについてなど、悩みを抱えている方に向けた記事を紹介させていただきます。皆様のお役に立てれば幸いです。
実際にインタビューもできましたので記事下部に坂本さんとのインタビューを載せております。
子育てについて悩んでいませんか?
子供を育てるという事は、今までの生活とは一変しすべてが子供中心となる生活に変わり、子供が可愛くて癒される反面、育児が思い通りにいかず自分や子供を責めて後悔し自分に疲れてしまう。
自分なりに一生懸命子育てを頑張っているのに、言う事を全然聞いてくれない。毎日のストレスが積りに積もって先が見えなくなってしまい、子どもに臨んだらいいのか分からない。など、自己嫌悪に陥ってしまうこともあるかと思います。
世の中には多くのお母さん達が日々奮闘し、成長する子供や家族を守るために家事・育児のお仕事を休みもなく毎日頑張っているのが現状です。忙しいお母さんの中には、誰にも悩みを相談できずに1人で悩んで解決方法もわからずに藻掻いている。そんなお母さんも居るかと思います。
時には心を楽にし育児についてお話をした時に、掛けてくれた些細な言葉1つなどが気付きやあなたの心の救いだったりもします。
子育てに悩むママたちがアドラー心理学セミナー講座から学ぶもの
- 家族の絆について(アタッチメント=愛着)
- 家族の雰囲気について
- 親の価値観
- 性格形成
- 子どもの成長過程
子育てオンラインセミナーでは、内的発達の助けになる「愛着の形成」「人生の3つのタスク」「言葉の弊害」などについて詳しく発信し、親子の触れ合いを通し「子どもの自立」「親子関係の構築」をセミナーを通し伝えていくものになります。
理想の子育てとは?アドラー心理学「子供の能力を育むもの」
みなさんにとって、理想の子育てとはなんでしょうか?
愛情と安全な環境化だったり自己表現などのコミュニケーション能力であったり、自立と責任などを学ぶ環境や機会や個性と違いを尊重し、理解する自己尊重感など道徳的な価値観など、子育てには親や保護者の価値観、信念、状況、そして子供自身のニーズと性格によってさまざまな子育てのあり方があると思います。
今回のセミナーでは、理想の子育てとは、「子どもの能力を育むこと」に着目していきます。
子どもは子ども自身で自分の取り巻く環境から独自の解釈で学び取り、自分の考えで行動パターンを決めている。
というところに焦点を当て、子どもの内的世界を豊かにすることで、子どもが持っているかもしれない能力や可能性を引き出すか、変わり方が大切と考えていること。
受講者のセミナー後の変化
- 子どもにどうしていいかわからず、感情的になり、子どもに指示や命令をする日々でストレスをため込んでいた受講生の方が、セミナーを通して子どもの考えや気持ちを理解していなかったことに気付き、指示命令禁止を辞めて、子ども側に立った考えや気持ちを理解することで自然と子どもの行動が良くなり問題行動などもなくなった。
- 「くそ婆!」と言っていた子どもが「お母さん」と素直に自己表現するようになった。
- 「いつも私の事を困らせる・・・」と思っていた子どもがお手伝いするようになった。
では、どのように変化が得られたのか?なぜ子どもたちが変わったのか?
それは、講座セミナーを受けた生徒さんが受講内容を素直に実践するだけでした。
それだけで「子ども理解」が出来て親子関係が劇的に変化し、子どもの内的発達を助けることで自立を催す実践となり、セミナーを通して変化を実感できた。
など、多くの受講生からも親子関係の変化について受講中に報告が絶えない親が喜ぶ人気のセミナーとなっています。
オンライン子育てセミナー開催日
開催日時:2023年7月29日(土)
開催時間:13:00~15:00
開催場所:母親研究所・オンライン(いずれかを選択)
参加費:3,000円
申し込み:hahaoyaken@gmail.com まで送りください。
また、Uptrendalertでも申し込み受け付けも可能です。
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アドラー流の子育てとは、平等な関係・勇気づけ・社会的関心の育成・自己決定と責任・行動の目的性子供が自己尊重感を育て、他者との健全な関係を築き、社会的なスキルを発展させ、自己成長と発展を遂げるのを手助けする1冊1冊となっております。
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子育てに悩む方のセミナー以外も様々な分野に特化した講座
子育てに関する親子関係・家族関係を良くする関係作りや、子どものしつけなど保育士の為の理解など、成長過程に起こりうるいじめや虐待、また思春期などの様々な問題に対しての、導き方から家族、友達、職場などの対人関係の悩みまで様々なニーズの分野に特化した講座になっております。
- 親と子の幸福な関係つくり講座(CosMoS講座)
- 子どもの能力が劇的にアップ する5つのメソッド
- 子どもの社会性と責任を育てる聴き方、話し方講座(WINGS講座)
- カウンセリング&セラピー心理 学講座
- 保育士のための心理学講座
- 思春期講座
- アートセラピー
- 親子の絆づくり講座
- やる気のある子に育てる
- 人付き合いの講座
- 自尊心をたかめるワークショップ
悩みを抱えずにカウンセリングやセラピーなど相談も大切
育児、家族関係、夫婦関係、友達関係、会社の上司や部下など、様々な悩みを抱え「これくらい自分で解決できる」と思い、悩みの解決法や出口の見えない場所にぐるぐると周っていたり、悩みをうまく言葉にして伝えることが出来なくて、話しても理解してもらえず苦しんでいる方も居ると思います。
悩みは一人で悩まずに、カウンセリングやセラピーを受けることで解決方法や自分が進むべき道が自ずと見えてくるでしょう。
- 子育ての悩み相談
- 家族カウンセリング
- 夫婦カウンセリング
- 個人カウンセリング&セラピー
- EMDR(トラウマ治療)
- アートセラピー個人セッション
- 電話カウンセリング
- 教育カウンセリング
- 子育てメールカウンセリング
アドラー心理学と子育てについて沢山の人に知ってほしい‐坂本さんとのインタビュー
今回、実際に坂本さんにお話を伺いました。始めたきっかけ、やっていてよかったこと、苦労したことなどを皆さんにお伝えしていきたいと思います。私自身とても勉強になる事ばかりでもっとたくさんの人に知ってほしいのでぜひ育児で悩んでいる方や、もうすぐお子さんが産まれる方、思春期などで悩んでいる方にもとても参考になると思います。
では、最初に始めたきっかけをお伺いしてもよろしいですか?
当時、子どもが好きで保育士をしていたが、「子どもの心が分からない、掴めない」ことに悩み、本をたくさん読み勉強しても具体的な解決方法内容について記載される書籍が見つからず、職場を養護施設へ移った際に、ご縁がありアドラー心理学について学ぶ出来事がありました。学んだことを実践してみたら問題行動が多かった生徒が問題行動をしなくなり、心理学ってすごいんだなぁ~と思ったのがきっかけでした。
当時40年前ですが、当時は心理学の実践を学べるところがなくアメリカにカウンセリングについて学びに行きました。アメリカでは教育レベルを上げるIQプロジェクトを開始しました。0才ではIQが図れないため0~3才までの3年を通してのプログラムです。そこで「Teach your baby」という本に出会い本の内容を翻訳しました。そこには、
遊びの内容が今でいう「愛着形成」につながる内容だったのです。
そして、脳の形成は3才、神経系統は10才だという事。
さらにアメリカでは家族カウンセリングも学び、帰国後には学んだ事をすぐに実践しました。
その具体的な内容はいったいどのような内容でしょうか?良ければ、教えてください。
脳の形成は3才=脳が形成されるのは3才で大人のほぼ80%になり、神経系等の発達は10年掛かります。その為、子どもとの関わり方は、子供のその後の人生に影響を与えます。
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子供は未熟な状態で誕生します。一人では何もできません。一人で歩けるようになるのに1年は掛かります。脳の成長は、生まれた瞬間から始まります。それと同時に神経系統も発達を始めます。
脳の成長は早く3歳までに大人の80%〜90%完成していると言われています。神経系統は10年間掛かって完成します。その間、子供がどんな体験をしたかによって、子供のその後の人生に少なからず影響を与えます。
まとめ
・0才~3才までの育児が大事
・神経系統は10才まで=子供は成長過程にあり思春期までの子育ては、子供の心身に影響を与える
・しつけをする時に指示命令やしかる必要はない
・イヤイヤ期~愛着形成が影響すること=子どもの心を傷付けなければ親に反抗する
ことはない
0才~3才までが大事と聞き驚きました。お話を聞きながら私自身、反抗期や思春期など特にひどかったので幼少期の頃から10才になるまでの覚えている範囲で思い浮かべてみました。3人兄弟の長女の私は当時怒られることも多く寂しい時期もすごく多くて影響する意味がなにか少しわかる気もしました。
私はシングルマザーで中学生の男の子が居ますが、思春期や反抗期のお話を聞いて少しドキッとしました(汗)
3才までが大事ですが、3才を過ぎていてもいくつになっても大丈夫ですよ。
では、実際に学んだ事を実践した結果はどのような事が起きましたか?お聞かせください。
実践内容とは量の問題ではなく質の問題にあります。一例で言うと、子どもが飲み物をこぼした際に叱るの必要はなく、布巾を持っていき床を拭くことを実際に見て教えることをしました。
すると、数日後子どもが実際に同じことを真似し1回で覚えることができました。子どもはしゃべる前から学んでいるんです。8ヶ月の頃からは言葉を教えることが出来ます。絵本を読むことは言葉を教えることにはなりません。絵本を読む事は、子供の想像力を豊かにしますが、言葉の習得には一つ一つのものの名称を教えていくことにあります。
例えば、
りんごを見せて「これ、りんご」と目で見て聞かせることで、子供は一度で覚えます。子供は耳からものごとを覚えるのではなく、視覚的に見たものを聞いて覚えていきます。ですから、子供の身の回りにあるものを遊びながら、日常生活をしながら名称を言葉にしていくことで、物事を理解していきます。
15分だけ遊びを通して言葉や会話をしながら教えることで、責任や見て理解のある子どもに成長し親との信頼関係が出来ることで発達に応じ自立が早くなり、指示命令や否定的ではなく肯定的に伝えることで小学生の頃にはすべて身の回りのことなど自主練や勉強なども自分でやるようになっていました。
その子は小学生の頃には将来の目標が決まっており、中学校、高校に入ってもその目標は変わらず大人になった今その目標を達成し弁護士として頑張っていますよ。
まとめ
- 指示命令が増えると子供は責任を取らなくなる
- 1才でも責任をとることは可能である
- 育児は量の問題ではなく質の問題
- 反抗期などがある場合幼少期に子供を傷つけている可能性がある
すごいです!生まれてから育児の仕方で責任を取れるようになり目標を自分で見出す能力など、とても驚いたと同時にもっとたくさんの方に知ってほしいと思いました。
では、次の質問をお伺いします。
今まで、1番やっていてよかったことを教えてください。
それは、生徒さんたちが「子どもが変わりました!」との報告や、講座を受け、自分自身の気付けなかったことに気付けたことで自分のお子さんとの関係だけではなく、自身の親や姑との関係性が回復したことなどの報告です。
やはり、変化の報告はとてもうれしいですね!
では、逆に大変だったことなどあれば教えてください。
大変なことは、、、
心理学とは進化し続ける為には、常に学びや新しい情報などが増えるので毎月、毎年学会に参加して勉強をしなければならないことですかね。
坂本さんが常に進化し学び、そしてその情報や育児に関して発言してくださることで、たくさんの方が助けになっていると思います。
本日は、素晴らしいお話をたくさんのお話をしていただき大変ありがとうございました。
プロフィール
講師:坂本州子
Sakamoto Kuniko
ファミリーカウンセリングの母親研究所 代表
眼差会(眼差会)代表
【経歴】
日本福祉大学社会福祉学部卒
養護施設勤務を経て、1985年からヒューマン・ギルドでカウンセリング、研修に従事、その間 、シカゴにあるアドラースクールで家族カウンセリングについて学ぶ。
帰国後ヒューマン・ギルド 心理室長として後進の指導、各種研修、講演、カウンセリング、セラピーを行う。
2001年に「母親研究所」を設立、現在に至る。
【取得資格】
家族カウンセラー、心理療法士、教育カウンセラー、ガイダンスカウンセラー
トラウマ治療(EMDR)、社会教育主事、保育士